【2023最新】初心者向けLinux CentOSをインストールする方法

LinuxCentOSをPCにインストールする方法 キャリアアップ

この記事では、初学者向けにVirtualBoxを使ってLinux CentOSのインストール方法を解説します。

Linuxは、コンピューターの脳みそとも言えるオペレーティングシステム。安定性とセキュリティに優れ、幅広いデバイスで活躍しています。

VirtualBoxを使用することで、1台のコンピューター内で、別のOSを動かすことができます。手軽にLinuxを試してみたいなら、必須のツールであり、個人的な学習で役立ちます!

Linuxとは?

Linuxってなに?

Linuxは、コンピューターのOSの一種です。OSでは、コンピューターの基本的な機能を管理し、アプリケーションの実行を実現しています。Linuxは、安定性とセキュリティの高さで知られており、様々なデバイスやサーバー、スマートフォンまで幅広いプラットフォームで使用されています

Linuxは、オープンソースのOSになります。オープンソースとは、誰でもソースコードにアクセスして改良したり、カスタマイズしたりできるものを指します。

ディストリビューションってなに?

Linuxにはさまざまなバージョンやバリエーションがあります。これらはディストリビューションと呼ばれています。ディストリビューションは、Linuxを操作するためのシェルが含まれたものを指し、様々なバージョンがあります。

今回の記事では、CentOSを使用して解説していきます。

Virtual boxとは?

VirtualBoxは、1台のコンピューター上で複数の仮想的なコンピューターを動作させる仮想化ソフトウェアです。VirtualBoxを使用すると、自身のコンピューター内で異なるOS(例:windowsOSのPC上で、Linuxを起動)を実行できます。

これにより、Linuxの学習やテストを手軽に行うことができます。

インストール方法

インストールの手順は以下になります。

  1. Virtual boxをインストール
  2. CentOSのイメージファイルをインストールする
  3. Virtual boxで仮想マシンを作成する
  4. 仮想マシンを起動して、CentOSをダウンロードする

Virtual boxをインストールする

1.以下のサイトでVirtual boxをインストールします

Oracle VM VirtualBox

2.ダウンロードを選択します。

3.自分の端末OS(windows、Mac)にあったインストーラーをダウンロードします。

4.ダウンロードしたら、exeファイルを実行して、Virtual boxをインストール、起動します。このような画面でVirtual boxがインストールできました。

CentOSのイメージファイルをインストールする

1.以下のサイトからCentOSのイメージファイルをインストールします

Index of /pub/Linux/CentOS

2.ダウンロードページに移動します。

3.x86_64を選択します

4.「http://ftp-srv2.kddilabs.jp/Linux/packages/CentOS/7.9.2009/isos/x86_64/」を選択します

5.「CentOS-7-x86_64-DVD-2009.iso」Isoファイルをダウンロードします

CentOSは今後サポートがされなくなってしまい、セキュリティ対策やパッチが出なくなりますので、企業や商用向けで使用するのは好ましくありません。ただ、個人の学習目的で利用する分には問題ありません。

Virtual boxで仮想マシンを作成する

1.Virtual boxの画面で新規作成をクリックします。

2.仮想マシンの名称を設定します。その他はデフォルトのまま進めます。

3.RAM(メモリ)の容量を設定します。デフォルトの1024MBで進めます。

4.HDDの容量になります。こちらもデフォルトの10GBで進めます。

5.完了ボタンで仮想マシンが作成できます。

6.仮想マシンのストレージに先ほどダウンロードしたCentOSのisoファイルを設定します。「光学ドライブ」の箇所にisoファイルをセットし、プライマリドライブに設定します。

7.この状態で仮想マシンを起動します。

仮想マシンを起動して、CentOSをダウンロードする

1.仮想マシンを起動したら、初期画面で「Install CentOS 7」を選択して、インストールを開始します。

2.実行中画面が表示された後、最初に言語選択で「日本語」を選択します。

3.インストールの概要画面では、3箇所の設定を行います。

  • ソフトウェアの選択
  • インストール先
  • ネットワークとホスト名

①ソフトウェアの選択

「サーバー(GUI使用)」を選択します。こちらを選択することでインストール完了後に、GUI画面でもLinuxを操作することができるパターンです。

②インストール先

ハードディスクが選択されていることを確認します。

③ネットワークとホスト名

Ehternetをオンにします

4.設定が完了したら、インストール開始を選択します。

5.インストール中に、「Rootパスワード」と「ユーザーの作成」を設定します。

Rootパスワード画面で任意のパスワードを設定します。短いパスワードの場合、確認のアラートが出るので、2回完了ボタンを押してください

同じく、ユーザーの作成を行っていきます。

6.インストール後、「再起動」を行えば、Linuxに先ほど作成したユーザーサインインできるようになります。

これでインストールは、完了です!お疲れ様でした!

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