この記事を読んでいただいている未経験からエンジニアを目指す方へ、私自身未経験からエンジニアに転職しましたので、同じ志を持つ方ということで応援したいと思っています！新しい世界への一歩は勇気がいりますが、新しいことにチャレンジすることで後悔なく生きていけると思います。この記事では、未経験者の悩みを解決し、スキルアップへの参考になればと思います。
未経験からエンジニアへのキャリアチェンジは大変かもしれませんが、その分成長も大きいものです。挫折や迷いはあるかもしれませんが、大切なのは焦らず、自分のペースで進んでいくこと。目標を小さく設定し、着実にステップアップしていきましょう。
未経験からエンジニアを目指す旅は遠く感じるかもしれませんが、一歩ずつ進んでいくことで必ず成果が出ますので、頑張ってください！
プログラミング言語の選び方
未経験からエンジニアを目指す皆さん、まず最初にプログラミング言語の選び方について考えてみましょう。
未経験者がよく陥るのが、他のエンジニアが使っている言語を選ぶこと。人気のある言語が必ずしも自分に合うとは限りません。例えば、他のエンジニアが好んでいるからと言って、自分にとって理解しやすいとは限りません。これにより学習が難しくなり、モチベーションの低下や挫折のリスクが高まります。
おすすめのプログラミング言語を選ぶ際には、自分の目標や好みに合ったものを選ぶことが大切です。具体的な基準として、以下の点を考慮してみましょう。
- 目標に合った言語の選定: 例えば、ウェブ開発ならJavaScript、データ分析ならPythonなど目標にあった言語を選択しましょう
- 学習リソースの充実度: 選んだ言語に対する教材やコースが豊富かどうかを確認しましょう。
- 求人市場の需要: 転職を考えているなら、求人市場での言語の需要も重要です。
未経験者の学習の進め方
未経験からプログラミングの世界に足を踏み入れると、さまざまな悩みが浮かび上がってきます。
初めてのプログラミングは難しいものですが、挫折せずに進むためには、「小さな成功体験」を積み重ねることが重要です。最初はシンプルなプログラムから始め、少しずつ難易度を上げていくことで、自信をつけることができると思います。
学習リソースの選び方も重要です。信頼性のあるオンラインコースやプラットフォームを利用するとともに、ユーザーレビューや評判を参考にすることで、自分に合った質の高い学習が進められます。
Progate
Progateはプログラミング学習プラットフォームです。様々なプログラミング言語の学習コースが用意されており、講義とハンズオン形式で学習できるので、未経験者は基礎の部分から段階的にスキルが定着していくと思います。無料講座もいくつかありますが、有料会員でも月額1000円程度なので、有料会員で学習を進めることをお勧めします。
Udemy
Udemy動画学習プラットフォームです。様々な講師の方が、ビジネス面やIT技術など幅広く教えてくれるたくさんの動画教材が用意されています。動画で技術を体系的に理解することができたり、ハンズオンで実際にシステムを構築する講座も用意されています。1動画講座あたり、数千円～数万円と高額でありますが、セールで90%近くの割引が効いたりしますので、気になる講座は、セールでまとめて買ってみましょう。
また、一人で学ぶのは難しいこともあります。プログラミングコミュニティに参加することやSNS等で「駆け出しエンジニア」の方と繋がり、他の学習者や経験者と交流することで、知識を共有できたり、モチベーションを維持になると思います。
おすすめプログラミング言語
未経験からエンジニアを目指す場合、おすすめのプログラミング言語はいくつかあります。以下はその中で代表的なものです。
1. HTML (Hypertext Markup Language)
特徴
HTMLはウェブページの構造を定義するためのマークアップ言語であり、テキストベースで文書構造を表現することができます。主に要素（タグ）を使用してコンテンツの要素を定義します。
利用シーン
HTMLはウェブ開発の基本であり、どのウェブページでも必要な言語です。ブラウザが理解できるように文書構造をマークアップすることで、コンテンツの意味を正確に伝えることができます。
初心者へおすすめする理由
HTMLは学習が比較的容易であり、ウェブ開発の入り口として最適です。基本的な文法やタグの理解を得ることで、初めてのプログラミング言語としてスムーズに始められます。
初心者へのおすすめ点数
5/5
2. CSS (Cascading Style Sheets)
特徴
CSSはウェブページのスタイルやレイアウトを定義するためのスタイルシート言語です。HTMLで構造を定義した後、CSSを使ってデザインや表示の仕方を指定します。
利用シーン
ウェブデザインや開発において、ページの見た目やスタイルを制御するためにCSSが利用されます。レスポンシブデザインやアニメーションなどもCSSで実現できます。
初心者へおすすめする理由
CSSは直感的であり、少ないコードで効果的なスタイルを適用できます。しかし、初学者が適切なセレクタやプロパティを理解するためには実践が必要です。
初心者へのおすすめ点数
4/5
3. JavaScript
特徴
JavaScriptはブラウザ上で動的なコンテンツや対話性を実現するためのスクリプト言語であり、フロントエンド開発において不可欠な存在です。
利用シーン
ウェブページ上でのユーザーの対話、フォームのバリデーション、非同期通信など、クライアントサイドでの様々な動的な機能を実現するためにJavaScriptが使用されます。
初心者へおすすめする理由
JavaScriptは広く使われ、コミュニティが大きいため、学習リソースが豊富です。ウェブ開発の基礎を築くと同時に、他のプログラミング言語にも応用できる力を身につけることができます。
初心者へのおすすめ点数
4.5/5
4. Python
特徴
Pythonは汎用性が高く、読みやすい構文を持つプログラミング言語であり、データサイエンス、ウェブ開発、自動化など様々な分野で利用されています。
利用シーン
バックエンド開発、データ分析、機械学習、スクリプト言語として幅広い用途があります。DjangoやFlaskといったフレームワークを使用してウェブアプリケーションを開発することも可能です。
初心者へおすすめする理由
Pythonはシンプルで覚えやすいため、初学者にとっては理想的な言語です。また、データサイエンスや機械学習などの分野でも強力に使われており、スキルの幅を広げることができます。
初心者へのおすすめ点数
5/5
5. PHP
特徴
PHPは主にサーバーサイドで動作するスクリプト言語であり、動的なウェブページを生成するために利用されます。WordPressやDrupalなど多くのウェブアプリケーションがPHPを採用しています。
利用シーン
サーバーサイドのウェブ開発やデータベースとの連携など、動的なコンテンツを提供するために使用されます。大規模なプロジェクトから小規模なウェブサイトまで対応可能です。
初心者へおすすめする理由：
PHPは学習が比較的容易であり、サーバーサイド開発の基礎を学ぶのに適しています。ただし、最近ではJavaScriptのNode.jsやPythonなども人気があり、選択肢を検討する余地もあります。
初心者へのおすすめ点数
3.5/5
6. Ruby
特徴
Rubyはオブジェクト指向のスクリプト言語であり、シンプルで可読性が高いコードを書くことができます。Ruby on RailsというフレームワークがWeb開発で広く使われています。
利用シーン
Webアプリケーション開発が主な利用シーンであり、Ruby on Railsは迅速な開発を可能にします。また、システム管理のスクリプトとしても利用されています。
初心者へおすすめする理由
Rubyは優れた可読性を持つため、初学者にも理解しやすい言語です。Ruby on Railsの採用が多いため、Web開発に興味がある初学者にとっては有望な言語と言えます。
初心者へのおすすめ点数
4/5
これらのプログラミング言語はそれぞれ異なる特徴を持ち、異なる用途で利用されています。未経験からエンジニアを目指す際は、興味や目標に応じて適した言語を選択することが重要です。
プログラミングに関連して学ぶべきこと
エンジニア初心者が初めに学ぶべきことは多岐にわたりますが、以下はプログラミングだけでなく、ソフトウェア開発全般に関連するものです。
①アルゴリズムとデータ構造
アルゴリズムは問題を解決する手続きや手法を指し、データ構造はデータを効率的に組織化する方法です。IPAの資格の基本情報などでも、これらの範囲は基礎的な部分として、出題範囲となっています。これらの基本的な概念を理解することで、問題解決のスキルが向上し、効率的なプログラムを書くことができます。
②プログラミング言語の基本
変数、データ型、条件分岐、繰り返し、関数など、プログラミング言語の基本的な構成要素を理解することが重要です。最初に学ぶ言語によらず、これらの概念は一般的に共通しています。
③バージョン管理システム
プロジェクトのソースコードやファイルの変更履歴を管理することは非常に重要となります。GitやGitHubなどのバージョン管理ツールを使用することで、チームでの協力やプロジェクトの変更管理が効率的に行えます。
④ネットワークの基本
インターネットやネットワークの基本的な仕組みを理解することで、ウェブアプリケーションやクライアントサーバーシステムの開発がスムーズになります。ネットワークの基礎の勉強も併せて書籍などを読んで進めていきましょう。
⑤データベースの基本
データベースの基本概念やSQLの基本を理解することで、データの効率的な管理や利用が可能になります。多くのアプリケーションはデータベースを使用しています。データベースはバックエンド側で処理を行うものですが、余裕があれば併せて勉強していきましょう。
未経験からエンジニア転職する方法
未経験からエンジニアを目指す場合は、ポートフォリオの作成が非常に重要になってきます。転職活動する際は、ポートフォリオを必ず作成していきましょう。
- 面接のアピール: ポートフォリオはあなたのスキルや経験を具体的に示す材料として重要です。
- 他者との差別化: 良いポートフォリオは他の候補者との差別化を図る手段となります。
- 成長の証拠: 過去のプロジェクトやコードは、あなたのスキル向上や成長を示す証拠となります。
- 作成物の検討: なんでも良いので、他のサービスなども参考にしながら作りたいものを考えてみましょう。
- 技術選定: 使用する技術やツール、実装手順を簡単に整理しておきます。
- コードの公開: GitHubなどのプラットフォームを使用してコードを公開し、リンクをポートフォリオに掲載します。
- デモやスクリーンショット: デモやスクリーンショットを添えて、視覚的にも理解しやすくします。
- 説明文: 簡潔でわかりやすい説明文を加え、読み手が理解しやすくします。
モチベーションの保ち方
私が未経験からエンジニア目指して勉強していた時に、モチベーション維持に意識していたことをご紹介します。
①目標の設定と分割
長期的な目標を設定し、それを小さな目標に分割して進捗を確認する。いきなり難易度の高いことをやることはできないので、小さな成功体験がモチベーションを維持に繋がります。
②ポジティブな環境の構築
努力を否定する人やネガティブな環境や人から遠ざかって、ポジティブな仲間や一緒に頑張れるコミュニティに所属する。私はSNSを通じて、同じ目標を持つ方と繋がり、成功体験や学びを共有し合うことでモチベーションを維持していました。
③楽しみながら学習
興味を持っている分野やサービスに注力し、学びながら楽しむこと、成長を実感していくことで、学習を継続できます。頑張りすぎて、挫折したり、飽きてやる気がなくなってしまうのも良くないので、適度な負荷で、ライフワークバランスを保ちながら自分のペースで活動することが大事だと思います。
まとめ
この記事では、未経験からエンジニアを目指す方に向け、プログラミング言語の選び方、学習の進め方、おすすめプログラミング言語の比較、そしてプログラミング関連の基本的な知識について解説しました。
要点をまとめると以下の通り。
- 未経験からエンジニアへの転職は大変だが、焦らず自分のペースで進むことが重要。
- プログラミング言語の選び方では、目標に合わせた言語の選定が重要。学習リソースや求人市場の需要も考慮。
- 未経験者の学習の進め方では、小さな成功体験を積み重ねることが大切。おすすめの学習リソースも紹介。
未経験からエンジニアを目指す方にとって、プログラミング言語の選定が重要です。目標に合わせた言語を選び、学習リソースの充実度と求人市場の需要も確認しましょう。
学習の進め方では、小さな成功体験を積み重ね、自信をつけていくことがポイントです。おすすめの学習リソースとして、ProgateやUdemyを活用し、コミュニティ参加で学習者と交流することも効果的です。
未経験からのエンジニア転職は挑戦ですが、焦らず着実にステップアップしていけば必ず成果が出ます。頑張って未来のエンジニアを目指しましょう！
